クレジットカードを使わせてください。お願いします、ドトールさん。
大好きなコーヒーチェーン店でカードが使えない、、、
週3-4回程度、某コーヒーチェーン・ドトールさんを利用しております。
しかし、クレジットカードが使えなくて悲しいです。
以下のように、コーヒーチェーンの中で、ドトールさん・ドトールさん系列のエクセルシオール・星乃屋珈琲・ベローチェさんはクレカ利用が出来ません。
ドトールさんの店舗数は系列店を含めると、スターバックスさんの1,300店舗を超えるほどの多さとなっております。
犬も歩けばドトールさんにあたるのに、クレジットカードが使えないという悲しさであります。
コーヒーチェーンのクレカ利用と店舗数状況
コーヒーチェーンブランド名 |
クレカ利用 |
店舗数 |
○ |
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× |
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○ |
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△ |
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× |
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星乃珈琲店 |
× |
|
× |
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椿屋珈琲 |
○ |
とにかく小銭を持ちたくないし、混んでいる時のレジは恐怖
「わかりました。まずsatorakoさんの話を聞きましょう。」
ドトールさん、ありがとうございます。私がカードを使いたい理由は、小銭で払って小銭でお釣りをもらう、という手間が堪え難いからです。
小銭で払って小銭でお釣りをもらう場合、客(私)が小銭を数える手間、客(私)が小銭を払う手間、レジの人が小銭を数える手間、客(私)に渡す手間、客(私)が財布にしまう手間、客(私)が焦って小銭を落としたりする手間・・・。
お札のそれに比べてやはり手間が多いと感じます。
特にレジが並んでいる時の、小銭to小銭のやりとりは、支払う本人・他の並んでいる方・レジのご担当者様、誰にとっても地獄であります。
支払いとお釣りの関係と心理的許容範囲について
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支払い |
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|
|
お札 |
小銭 |
お釣り |
お札 |
許容 |
- |
小銭 |
ギリ許容 |
地獄 |
国だってキャッシュレスを推進している
「そうはいっても、クレジットカードを使いたいというのは、satorakoさんだけでしょう?」
いえ、ドトールさん、何も課題と感じているのは私だけではないのです。
国も、キャッシュレス化を国策として進めており、「未来投資戦略2017」の中にも、キャッシュレス化に関する目標が書かれています。
《KPI》今後 10 年間(2027 年6月まで)に、キャッシュレス決済比率を 倍増し、4割程度とすることを目指す。
「未来投資戦略2017-Society 5.0の実現に向けた改革」
クレカ決済導入にスマホ決済という新たな手段
「そうはいってもsatorakoさん、ビジネスですから、手間とかコストとか・・」
はい、ドトールさん、おっしゃる通りです。しかし、道はあります。
これまでのクレカ決済は、CAT端末を利用する方法がありましたが、この方法には導入時のコストが高い等の問題がありました。
そこで、登場したのがスマホ決済です。
スマホ決済はCAT端末決済と比較して、初期費用・手数料の面で大きなメリットがあります。
CAT端末決済とスマホ決済比較
項目 |
CAT端末決済 |
スマホ決済 |
セキュリティ |
|
セキュリティ面を心配する利用者 |
導入費用 |
CAT端末の導入費用が高額 (5~10万円) |
4,980円~19,800円 → 0円(2017年5月現在キャンペーン中のため、主要4社無料) |
決済手数料 |
通常5%以上(業種による) |
一律3.24~3.25%程度 |
入金 |
翌月支払など入金が遅いため、資金繰りが悪化する |
最短翌日に入金のため、資金繰りが悪化しない |
以下【図解】経理の原則 スマホ版クレジットカード決済端末の店舗導入比較より一部抜粋
集めたデータをマーケティングに活かせる
「そうはいってもsatorakoさん、やっぱり導入には数字的なメリットがないと。」
はい、ドトールさん。
まず、主なメリットは以下の点と考えられます。
- 新規顧客獲得(旅行者等)
- 顧客単価UP
- 顧客側の支払いコスト削減
- 店舗側のレジコスト削減
以下は、上記のメリットを踏まえて、1店舗あたりの想定売上と営業利益を導入前後で比較したものです。
1店舗あたりの売上・客数・営業利益等を仮で出しておき、その数字が導入後どうなるかを比べています。導入後、客数と1回あたりの単価が2%上がった場合、導入前の利益よりプラスになります。
ここでは1ヶ月あたりの来店数はそのままにしていますが、利便性が上がることによって、この値にも変化が見られると考えられます。
1店舗あたりの売上と利益試算
項目 |
導入前 |
導入後 |
売上 |
¥22,330,666,667 |
¥22,330,666,667 |
店舗数 |
1,440 |
1,440 |
1店舗あたりの売上 |
¥15,507,407 |
¥15,507,407 |
客数 |
15,000 |
15,300 |
1回あたりの単価 |
¥500 |
¥510 |
1ヶ月あたりの来店数 |
2 |
2 |
売上 |
¥15,000,000 |
¥15,606,000 |
営業利益率 |
9.45% |
9.45% |
営業利益 |
¥1,418,229 |
¥1,475,525 |
クレカ利用率 |
0% |
10% |
クレカ利用額 |
¥0 |
¥1,560,600 |
手数料率 |
0% |
3.25% |
クレカ利用手数料 |
¥0 |
¥50,720 |
クレカ手数料引いた後の利益 |
¥1,418,229 |
¥1,424,806 |
さらに、クレカ利用(スマホ決済)を推進することによって、顧客側のデータと売上を結びつけることができます。
これによって、新商品開発・商品ラインナップの改善・PR方法の改善等、データに基づいたマーケティング戦略を推進しやすくなるのではないでしょうか。
これが、実は一番のメリットと考えております。
というわけで
何卒よろしくお願い致します。
カードが使えるようになるといいな!